説明
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京都府で夏の夜空を彩る「五山の送り火」の行事が行われる。その一つ「妙法」の字が灯る松ヶ崎山の麓にある妙円寺。
福寿開運の大黒天を祀り、京都七福神の第一番札所であることから「松ヶ崎大黒天」と呼ばれ親しまれています。
伝教大師自作と伝わる大黒天を祀る大黒堂の中には、黒い「撫牛」が祀られています。
開山、日英聖人が、大黒天をお祀りする際には常に臥牛(ねうし)の像を安置し、祈念したことに始まり、聖人を慕ったとある商人がこの像を求め、丑年丑月丑日丑刻に開眼して授与いただくとその後大いに栄えたそうです。
撫牛を祈念すれば「災難病魔を祓い、運命強く、おのずと財宝を得、家内益々繫栄する」といわれている縁起物です。
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