説明
- 古い物ですので、多少の埃汚れ、経年によるシミや傷み、色褪せは古道具の持つ魅力としてご了承ください。
- 水気には弱いのでご注意ください。全体的に古く繊細です、取り扱いにはご注意ください。
- 中古品のため、本体(または付属の箱)には細かなキズ、汚れががあります。
- 中古品の状態に関しては事前に画像でご確認ください。不明点がございましたら購入前に必ずお問い合わせください。
- 購入後の返品はできません。熟考の上ご購入下さい。
奈良一刀彫は、勢いよくノミで彫り上げ、繊細かつ華やかな色彩が特徴です。
平安時代の末期にはじまる春日若宮おん祭の田楽法師の花笠や、島台を飾った彩色の人形が始まりとされています。春日社などの祭礼や儀式を彩るかたちで発展し、安土・桃山期に更に飛躍。この時期に、中国渡来の散楽に始まった猿楽能が能楽として確立し、能人形が主体をなす奈良人形固有の形態が定まった時期でもあるそうです。
江戸時代中期には、奈良人形師として13代続く岡野松寿が名声を高め、幕末から明治にかけて狂言師の森川杜園が活躍し、奈良人形を芸術品の域まで高め、高砂などの能狂言、蘭陵王などの舞楽、干支やひな人形など様々な題材で現在も作り続けられています。
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