SOLD OUT

山付登山人形 富士山五合目

¥16,500

状態:中古(箱および説明書無し)
サイズ: 95″H × 55″diam mm

言わずと知れた日本最高峰の山「富士山」標高は3,776m。
静岡県と山梨県にまたがる霊山としても知られており、その五合目(標高約2,300m)の印が入った登山人形です。
当時お土産物として販売されていたものと思われます。
白樺の樹皮は経年劣化により部分的に脆くなっています。

在庫切れ

商品コード: b0182gg-KM20230207-001 カテゴリー: , , , タグ: , , ,

説明

  • 古い物ですので、多少の埃汚れ、経年によるシミや傷み、色褪せは古道具の持つ魅力としてご了承ください。
  • 水気には弱いのでご注意ください。
  • 白樺の樹皮の部分は、経年劣化にともない多少剝がれやすくなっており、繊細なのでお取り扱いに注意してください。
  • 中古品のため、本体(または付属の箱)には細かなキズ、汚れががあります。
  • 中古品の状態に関しては事前に画像でご確認ください。不明点がございましたら購入前に必ずお問い合わせください。
  • 購入後の返品はできません。熟考の上ご購入下さい。

約100年前の僅かな期間(昭和初期~昭和40年代頃)に全国で作られた貴重な農民美術、木片(こっぱ)人形です。
時代を経て再度注目されている農民美術。大正8年、欧州留学から帰った洋画家の山本鼎氏が、ヨーロッパでの農民の暮らしの見聞から、従来空費されていた農閑期を活かして「簡易な娯しみ多い創造的労働」を試み、「日本全国の農民の手から産業美術の一大種族を引き出そう」としました。
副業によって農民の暮らしの向上を図った実践的な主張は結実し、昭和5年に農民美術運動を発足させ、信州に日本農民美術研究所を設置し、男女共学で練習生を指導し、製作組合を発足、3府12県に亘って49を数えるに至ったのが原点とされます。

中でも登山人形は、明治から大正にかけて登山人口の増加に伴い、全国に登山道や宿泊施設が作られた際に、日本アルプスへの登山口・長野県松本町(現在の松本市)で、登山土産として、上高地旅館経営者で画家の井口良一氏・松本町の彫刻師・清水湧水(わくみ)氏により大正時代に考案されたのが始まりです。清水氏は、後に日本アルプス農民美術生産組合を設立、松本白樺工芸品を全国展開しました。
生産は昭和戦前から戦後、それから昭和40年代頃まで作られたものがほとんどで、山付は、戦後からの特徴です。当時、彫刻師や大工、画家や教員の人々の副業で生産されており、デザイン、技術共に素晴らしい作品です。

木彫 登山人形

レビュー

レビューはまだありません。

以前にこの商品を購入したことのあるログイン済みのユーザーのみレビューを残すことができます。