山付登山人形 スキー担ぎ 石打

¥18,700

状態:中古(箱および説明書無し)
サイズ: 160″H × 75″diam mm

新潟県南魚沼市石打にある、石打丸山。標高は920m。
スキー場として全国でも有名な山「石打」の印が刻まれた登山人形です。
ずっしりとした太めの白樺で雪山を表現し、スキーを担ぐ姿も一歩一歩雪を踏みしめながら歩いているそんな風景が細かく表現されています。
1978.1.17とあります。

在庫1個

商品コード: b0182gg-KM20230207-005 カテゴリー: , , , タグ: , , ,

説明

  • 古い物ですので、多少の埃汚れ、経年によるシミや傷み、色褪せは古道具の持つ魅力としてご了承ください。
  • 水気には弱いのでご注意ください。
  • 白樺の樹皮の部分は、経年劣化にともない多少剝がれやすくなっており、繊細なのでお取り扱いに注意してください。
  • 中古品のため、本体(または付属の箱)には細かなキズ、汚れががあります。
  • 中古品の状態に関しては事前に画像でご確認ください。不明点がございましたら購入前に必ずお問い合わせください。
  • 購入後の返品はできません。熟考の上ご購入下さい。

約100年前の僅かな期間(昭和初期~昭和40年代頃)に全国で作られた貴重な農民美術、木片(こっぱ)人形です。
時代を経て再度注目されている農民美術。大正8年、欧州留学から帰った洋画家の山本鼎氏が、ヨーロッパでの農民の暮らしの見聞から、従来空費されていた農閑期を活かして「簡易な娯しみ多い創造的労働」を試み、「日本全国の農民の手から産業美術の一大種族を引き出そう」としました。
副業によって農民の暮らしの向上を図った実践的な主張は結実し、昭和5年に農民美術運動を発足させ、信州に日本農民美術研究所を設置し、男女共学で練習生を指導し、製作組合を発足、3府12県に亘って49を数えるに至ったのが原点とされます。

中でも登山人形は、明治から大正にかけて登山人口の増加に伴い、全国に登山道や宿泊施設が作られた際に、日本アルプスへの登山口・長野県松本町(現在の松本市)で、登山土産として、上高地旅館経営者で画家の井口良一氏・松本町の彫刻師・清水湧水(わくみ)氏により大正時代に考案されたのが始まりです。清水氏は、後に日本アルプス農民美術生産組合を設立、松本白樺工芸品を全国展開しました。
生産は昭和戦前から戦後、それから昭和40年代頃まで作られたものがほとんどで、山付は、戦後からの特徴です。当時、彫刻師や大工、画家や教員の人々の副業で生産されており、デザイン、技術共に素晴らしい作品です。

木彫 登山人形

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