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壱岐島 ムクリコクリ

状態:中古(箱および説明書無し)
サイズ: 86″H × 20″diam mm

長崎県壱岐の、廃絶玩具です。
ムクリコクリは蒙古・高句麗のことをいい、蒙古軍の兵士を模ったといわれています。
木片を削り表情を表現してあります。本来は二体一対ですがそのうちの一体で、胴に巻き付けたワラは剣を表現した、なんとも素朴な人形です。
魔除け玩具好きの方にはお勧めの一品。

Description

  • 古い物ですので、多少の埃汚れ、経年によるシミや傷み、色褪せは古道具の持つ魅力としてご了承ください。
  • 水気には弱いのでご注意ください。全体的に古く繊細です、取り扱いにはご注意ください。
  • 中古品のため、本体(または付属の箱)には細かなキズ、汚れががあります。
  • 中古品の状態に関しては事前に画像でご確認ください。不明点がございましたら購入前に必ずお問い合わせください。
  • 購入後の返品はできません。熟考の上ご購入下さい。

壱岐の島は、対馬とともに朝鮮半島と最も近いため、鎌倉時代中期に2回にわたり蒙古軍・高句麗連合軍の侵略を受け、大きな被害を受け(元寇1274年)ました。
その時の「蒙古高句麗の鬼が来る」といって怖れ、転じて子供のわがままや泣くのをとめるのに「むくりこくり、鬼来るぞ」と脅す風習から作られた玩具という説があります。「むくりこくり鬼」という鬼がいるようにも考えられた説も。
ムクリコクリという言葉は、民族語彙(みんぞくごい)という口頭で伝承されて来た方言的なもので、恐ろしいもののたとえ、他にモクリコクリという言い方をすることもあるようです。津軽地方などでは、「モッコ来る」と子守歌にも歌われ、蒙古襲来の恐ろしさを伝えたものとされています。

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